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銀行連携なしの家計簿アプリ

ここ数年で紹介される家計簿アプリのほとんどは、内部の仕組みが同じです。アグリゲーター (多くの場合Plaidのような外部サービス)を通じて銀行口座を連携すると、取引履歴が自動的に取り込まれ、アプリがすでに使ったお金を分類してくれます。

この作りのおかげで、セットアップは数分で終わります。しかし同時に、多くの人がそもそもセットアップすらしない理由でもあります。第三者に自分の口座への継続的な読み取りアクセスを渡すことが引っかかるなら、これまで書かれてきたほとんどの比較記事は、あなたが聞きたかった質問には答えていません。

この記事は、銀行連携を求めないアプリについて、避け方ごとに分類してまとめたものです。どのカテゴリーを選ぶかによって、何を手放すことになるかが決まるからです。

アグリゲーターと連携するとき、実際に何を了承しているか

「安全に連携します」としか説明されないことが多いので、はっきり書いておく価値があります。

  • 第三者が銀行の認証情報、あるいは長期間有効なトークンを保持します。
  • 読み取りアクセスは継続的です。アプリを使わなくなったあとも読み取りは続きます。
  • あなたがどこへ行き、何をしているかを詳細に示す全取引履歴が、他人のサーバーに置かれます。
  • あなたが関係を築いているのはそのアプリですが、データは自分で選んでいない、簡単には監査できない会社を経由して流れます。

大手のアグリゲーターはきちんとしています。それでも連携は現実的なトレードオフであり、断るのも理にかなった選択です。

カテゴリー1:手入力の支出トラッカー

使った金額を自分で入力します。連携もアグリゲーターも、つなぐものは何もありません。

手放すものは、自動分類と完全性です。記録し忘れる取引が出てきますし、アプリはその月の本当の合計額を教えてくれません。

得られるものは、多くの人が予想していないものです。金額を自分で入力するという行為そのものが、その支出に気づかせてくれます。手入力のほうが自動記録より行動を変えるという説はかなり説得力があり、これは英語版の記事 銀行連携なしの支出トラッカーで詳しく扱っています。

カテゴリー2:表計算ソフト

今でも最も柔軟で、しかも無料です。表計算ソフトは指示したとおりのことを正確に行い、データは自分が所有するファイルの中にあり、この記事に出てくるどのアプリよりも長生きします。

手放すものは、スマートフォンでの手軽さで、代わりにメンテナンスの手間を引き受けます。正直な失敗パターンは、表計算ソフトはノートパソコンの中にあるのに、決断が起きるのはお店の中だという点です。

カテゴリー3:封筒式・現金管理

物理的な封筒、あるいは銀行連携なしでそれを模したアプリです。あらかじめカテゴリーごとにお金を割り振り、その中から使います。

手放すものは柔軟性の多くで、この方法は封筒を維持する意欲がある分だけしか機能しません。

得られるものは、明確な上限です。封筒が空になれば、決断はもう自動的に下されています。この仕組みを「気が楽」と感じる人もいれば、「耐えられない」と感じる人もいます。

カテゴリー4:貯蓄トラッカー

まったく違う問いを立てるタイプです。記録するのは、お金が出ていくのを止めた決断、つまり使うつもりだった金額、実際に使った金額、そしてその差額を記録します。

手放すものは、お金がどこへ流れたかを知ることです。貯蓄トラッカーは会計ツールとしては使えず、明細と突き合わせることもできません。

得られるものは、増える一方の数字であり、分類作業は一切なく、調子の悪い月があっても動じない仕組みです。決断ひとつにつき数字2つというのは、すべての取引を記録するよりずっと小さな負担です。

どれを選ぶべきか

お金がどこへ行っているのかを知りたいなら、手入力の支出トラッカーか表計算ソフトを選び、入力の手間を受け入れましょう。明確な上限が必要なら封筒式を選びましょう。特に困ってはいないけれどもっと貯めたいと思っていて、すでに家計簿アプリを2つ挫折しているなら、貯蓄トラッカーを選びましょう。挫折した理由は、ほぼ間違いなく維持の手間だったはずだからです。

Keep the Diffは4番目のタイプです。銀行との連携はなく、アカウント登録も不要で、記録した内容を私たちが見ることもありません。iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Windows、Androidで無料です。考え方の詳細は英語版の記事 銀行連携なしの貯蓄トラッカーにあり、ブラウザで試すこともできます。


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